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Ⅲ 第251回「ダンマパダ351,352」

ⅢDhp351et352土筆


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句351,352」


渇愛(かつあい)を
離(はな)れて

汚(けが)れ無く

究極(きゅうきょく)に
到達(とうたつ)して

恐(おそ)れ無く

言葉(ことば)と
語法(ごほう)を

詳(くわ)しく知()り


もろもろの文字(もじ)の
集合(しゅうごう)と

前(まえ)と後(あと)を
知るならば


その人こそ

生存(せいぞん)の矢()を
断()った

最後(さいご)の
身体(しんたい)をもつ人

大慧者(だいえしゃ)

偉大(いだい)な人と
言われます






【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】悪魔





【教え】

量(はか)る事のできない無量の心


生存の矢を断った

「道」の成就・達成した
[=究極の]人は、

貪り・怒り・気づきのない愚かさ=
煩悩による「恐れ」が無く、

「愛・執着・欲を離れた、
汚れの無い人」です。


一切の執着の世界

三界」に導く
「矢」を断っています。



最後の身体をもつ人

「大慧者」は、

心が解き放たれていますから
「偉大な人」であり、これが、

渇愛・執着・欲の世界に
生まれる

「最後の身体をもつ人」です。



前と後をよく知るならば

「言葉と語法」についての
4つの理解です。


 1.「意味
 2.「― 真理・教え」
 3.「(ことば)― 言葉のつながり」
 4.「(べん)― 理論」

これらに勝れています。


更に
」の意味をもつ

「4つの法」:

「4つの量(はか)る事のできない、
無量の心」を、そなえています。


それは、
他のものに心を向ける

「坐禅瞑想」「禅定」です。


自分自身の
心を静める練修でもあります。



「4つの無量の心」:

 【慈無量心】すべての生きものを慈しみます:
       瞋(いか)りを鎮(しず)めます。

 【悲無量心】苦しむすべての生きものを憐(あわ)れみます:
       傷つけ害する心を鎮めます。

 【喜無量心】喜ぶものと一緒に喜びます:
       不快や嫌悪を鎮めます。

 【捨無量心】自分自身の身体と心をそのとおりに
       如実に観ます:
       貪りの心を鎮めます。



慈・悲・喜

他のものに対する心、
「慈悲」の練修実行です。




自分自身の
身体・心をよく観ます。


無常という道理をよく観て、
深く観透します。


「真理」を観る事。
それが「捨」です。



あらゆるものは「無常であり」、
私という固定したものは無い。


他から独立した「我」が無いと
「無我」を知る。


無常、無我を
理解する人は、幸せな人です。






【原因と結果】

ある日、
多くの長老たちが、

夜にジェータ林に入り、
ラーフラ長老(ブッダの実子)の住まいに行き、

長老を起し、
長老の住まいで休みました。


ラーフラ長老は、
他に住まいを見つける事が

できなかったので、
ブッダの住まいである

香房(こうぼう)へ行き、
その前で横になりました。


その時、ラーフラ長老は、
わずか八歳でしたが、

聖者の最高の境地
「阿羅漢果」に達していました。


さて、
悪魔が姿を現して、

ラーフラ長老が、
ブッダの住まいの香房の前で

横になっているのを見て、
考えました。


「沙門ゴータマの
愛(いと)おしい息子は、

外で寝て、
ブッダは香房の中で寝ている。


息子が、
傷つけられ害されたなら、

ブッダも、
傷つけられ害されるであろう」 と。


悪魔は、巨大な
象王の姿を作り出して、

その象の鼻で
ラーフラ長老の頭を取り巻き、

象の雄叫(おたけ)びを
あげました。


ブッダは、
香房に坐られたまま、

その悪魔の
様子を知られました。


そして言われました。

ブッダ:
「悪魔よ、
そなたのような者が、

10万回そのような事をしても、
タターガタの息子、

ラーフラに恐怖を起す事は
できません。

なぜなら、
タターガタの息子は

恐れの無い、
渇愛・執着・欲の無い、

大精進者、
大慧者だからです」


悪魔は言いました。

悪魔:
「沙門ゴータマは、
私の事を知っている」


畏れ、おののいた悪魔は、
即座に消え去りました。









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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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