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Ⅲ 第252回「ダンマパダ353」

Dhp353転法輪経


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句353」


私は世間(せけん)・
出世間(しゅつせけん)の

すべてを知()る者


世間の法(ほう)
「三界(さんがい)の法」を

すべて征服(せいふく)し
捨断(しゃだん)した者


どのような法にも
染()まる事がありません


渇愛(かつあい)が
滅尽(めつじん)し

解放(かいほう)され
解脱(げだつ)した者


知るべき法を
自(みずか)ら知る者ですから

誰(だれ)を師()に
指定(してい)できるでしょうか






【場所】ブッダが成道後、ベナレスへ行かれる途中

【誰のこと】ブッダが、邪命者ウパカの問いに答えて
      




【教え】

今、教えを学ぶ事ができる


征服した者

ブッダは、
世間の三界

「欲界・色界・無色界」の法を

すべて
断ち、捨て、離れた人です。


また、
三界世間と、
出家の出世間の

「真理」「」を

すべて
「知る者」「全智者」です。



三界」:
 欲界― 欲に執着する世界
 色界― 自分自身の身体に執着する世界
 無色界―精神・心に執着する世界



三界の法をすべて捨断した者

どのような
「三界の法」に対しても、

 渇愛(かつあい)・
 慢心(まんしん)・
 邪見(じゃけん)によって

染まる事がありません。


また
「渇愛・執着・欲を滅し尽くした」

聖者の最高の境地
「阿羅漢果」に達しています。



解放され解脱した者

もう学ぶものが無い、
無学の解脱」により

解()き
放(はな)たれた人です。


それ故に
「誰を師に指定できるでしょうか?」 と。



梵天勧請(ぼんてんかんじょう)

ブッダは
「覚り」「智慧」を得た後、

梵天に
」を説く事を

3度、
強く勧められました[梵天勧請]。


その
「梵天勧請」によって、

生けるもの・人々すべてに

」を説く決心・
決意をされました。


そして、
ベナレスの都に近い

イシパタナの
鹿園林(ろくおんりん)で、

かつての修行仲間、
五人の修行僧に、

初めて
「教え・法」を説かれました。



初転法輪(しょてんぼうりん)

それは、
聖なる4つの真理:

「四聖諦(ししょうたい)」:
苦・集・滅・道」です。


そして「中道」である
「聖八正道」:

正見・正思惟・正語・正業・
正命・正精進・正念・正定
」という

ブッダの教えの根幹をなす

『転法輪経(てんぼうりんきょう)』を
説かれました。


これを
「初転法輪」といいます。



ブッダの
「教え・法」が

説き示されたのは、
ここから始まりました。


それ故、
今日の私たちも

教え・法を学ぶ事ができる
のです。






【原因と結果】

ブッダは、
真理を明らかにされた

成道後(じょうどうご)、
一切の知智(ちち)を得られて

菩提樹(ぼだいじゅ)の下(もと)、
菩提座(ぼだいざ)で

7週間(49日間)
を過ごされました。


その後、
衣と鉢を持たれて、

初めて
」を説かれるために、

ベナレスに向かって
216kmの道を進まれました。


その途中
[菩提樹とガヤーの都との間]で、

邪命者(じゃみょうしゃ)の
ウパカを見られました。


ウパカもブッダを見ました。


ウパカは、
ブッダに尋ねました。


ウパカ:
「友よ、あなたの
感覚器官は澄んでいます。


皮膚の色は
清らかで純白です。


友よ、あなたは
誰を指定して出家したのですか?


あなたの師は誰ですか?」



ブッダは言われました。


ブッダ:
「私には、
和尚も師匠もいません」


そして、この詩
「法句353」を唱えられました。



詩が唱えられるのが終わると、

ウパカは、特に喜ぶ事も
貶(けな)す事も無く、

ただ、
頭を振り一本道に入り、

ある猟師の
住処に向かいました。








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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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