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Ⅲ 第257回「ダンマパダ362」

Dhp362円空仏


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句362」


手()を、足(あし)を
語(ことば)を

自制(じせい)し慎(つつし)み
最高(さいこう)に自制し慎み

内心(ないしん)に念(ねん)を
喜(よろこ)び


禅定(ぜんじょう)に
入(はい)って

独(ひと)り
満足(まんぞく)している人を

修行僧(しゅぎょうそう)・比丘(びく)
と呼()びます






【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】鵞鳥を殺した二人の修行僧・比丘





【教え】

満足している人


手・足・語による慎み

手の戯(たわむ)れや、
手で殴(なぐ)るような

過ちが
無いように用心します。


「足による自制・慎み」に
ついても同様です。


「語による自制・慎み」
については、

妄語など傷つけ、害する
不誠実な言葉を

発しないよう
用心する事によって、自制されます。



最高の自制・慎み

身体の揺れ、
頭の持ち上げ、

眉の変化を
見せる事なく

行いができる事。

自分自身が
調えられている事です。



禅定に入って独り満足している人

私たちには
「身・口・意の三行」があります。

 1. まず、(こころ)で思い
 2. 次に、に出して言葉にする
 3. あるいは、手足・身体で行います。


ですから、意(こころ)を
調える事によって、

言葉や、
手足・身体の行いも調います。


「身体・言葉・意(こころ)」を
調えてくれる、

坐禅瞑想・禅定に
入る事を喜びます。



「坐禅瞑想」「禅定」:

1.「」に入ります。

 まず、静かになって、静かに坐ります。
 今の心に集中します。


2.「」に入ります。

 次に、自分自身の
 身体
 感受
 
 (ここでは心が作り出すものすべて)を

 よく観て、深く観透します。



内心に念を楽しむ

よく観て、
深く観透す事は

智慧」の働き
となります。


よく観て、深く観透す
」の行法より以降は、

自分自身が得心(とくしん)し、
証明しますので、

その人は、
満足の心で満たされます。


即ち
満足している人」となります。






【原因と結果】

サーヴァッティの
都に住んでいた、

二人の友人が出家し、
修行僧(比丘 びく)となりました。


二人は、修行僧になった後も
一緒に行動をしていました。


ある日、二人の修行僧は、
アチラヴァティー河へ行き、

沐浴(もくよく)を済ませて
話をしていました。



その時、2羽の
鵞鳥(がちょう)が飛んできました。


すると、若い方の修行僧が、
小石を拾って言いました。


若い修行僧:
「友よ、
若い鵞鳥の眼に当ててみよう」


もう一人の修行僧:
「友よ、それはできないだろう」


若い修行僧:
「友よ、
こちら側の眼だけではなく、

あちら側の
眼にも当ててみよう」


もう一人の修行僧:
「友よ、それこそはできない!」


若い修行僧:
「友よ、
それではよく見ておくのだ!」


このように言って、
三角の石をつかみ、

鵞鳥の後方に投げました。


すると、鵞鳥は
石の音を聞いて、振り返りました。


そこで、若い修行僧は
別の丸い石をつかみ、

鵞鳥の
あちら側の眼に当て、

こちら側の
眼から飛び出させました。


鵞鳥は
叫び声をあげながら、

かれらの
足もとに落ちました。


別のところにいた
修行僧たちはそれを見て、

二人の修行僧を、
ブッダのところへ連れて行きました。


ブッダは言われました。


ブッダ:
「修行僧よ、あなたは

殺生をしたそうですが、
本当ですか?」


若い修行僧:
「はい、尊師よ」


ブッダ:
「修行僧よ、

ブッダの「教え・法」のもとで
出家していながら、

なぜ、そのような
殺生をしたのですか?


古(いにしえ 昔)の賢者たちは、

ブッダが、まだ
現われていない時でも、

家[世俗世界]に
住みながら、

些細(ささい)な事にも反省、
後悔をしました。


けれども、あなたは
ブッダの「教え・法」のもとで

出家していながら、
後悔さえもしていません」



そして、ブッダは
それを明らかにするために、

「クルダンマ本生」(「ジャータカ」第276話)を
語られました。


「クルダンマ本生」は
かつて、

クル国の「法律」が
「五戒」であった事。


「戒律」を守る事が
いかに大事であるか、

という内容です。


そしてブッダは、この詩
「法句362」を唱えられました。








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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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