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Ⅲ 第262回「ダンマパダ368」

ⅢDhp368ピンクダイヤモンド


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句368」


仏(ほとけ)・
ブッダの教(おし)えに

心(こころ)が
清(きよ)まり

慈(いつく)しみに
住()む修行僧は


諸(もろもろ)の行(ぎょう)の
寂滅(じゃくめつ)

安楽(あんらく)という
寂静(じゃくじょう)の

境地(きょうち)に
達(たっ)するでしょう






【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】多くの修行僧





【教え】

なぜ今?
はかる事のできない四つの心



寂静の境地

ブッダの教えに
「心清まり」喜び、

真に練修する人は、
「諸(もろもろ)の行(ぎょう)という、

あらゆるものを
作り出す基(もと)である、

自分自身の身体と心

五蘊」に対する執着が、
滅します。



禅定

正しい精神統一です。


「禅定」を起こし、

量(はか)る事のできない
四つの心:「四無量心」

慈・悲・喜・捨」の
「瞑想対象」を練修します。



四無量心

 【慈無量心(じむりょうしん)】すべての生きものを慈しみます:
              瞋(いか)りを鎮(しず)めます。

 【悲無量心(ひむりょうしん)】苦しむすべての生きものを憐(あわ)れみます:
              傷つけ害する心を鎮めます。

 【喜無量心(きむりょうしん)】喜ぶものと一緒に喜びます:
              不快(ふかい)や嫌悪(けんお)を鎮めます。

 【捨無量心(しゃむりょうしん)】自分自身の身体と心をそのとおりに如実(にょじつ)に観ます:
              貪(むさぼ)りの心を鎮めます。






【原因と結果】

ある時、マハーカッチャーナ
(大迦栴延 だいかせんねん))長老は、

アヴァンティ地方の都市
クララガラに近い、

ある山に住んでいました。


在家の信奉者
ソーナ・コンティカンナは、

マハーカッチャーナ長老が
」を説かれるのを聞いて

心が清まり、
出家を願い出ました。


ソーナ・コンティカンナは、
マハーカッチャーナ長老から、

3度までも
同じ事を言われました。


マハーカッチャーナ長老:
「ソーナよ、生涯、
一日1度だけの食事、

更に、遊行して、

同じ場所に1度しか留まる事が無い
一臥坐所(いちがざしょ)の

出家の生活は、
行うのが大変難しいものです」


けれども、ソーナの
出家の決意は固く、出家しました。


3年後、ソーナは、

修行僧として
修行僧団に入団が認められました。


修行僧ソーナは、
ブッダにお会いしたいと思いました。


そこで、
マハーカッチャーナ長老の

許可を得て、
ブッダのところへ行きました。


ブッダから
ブッダの住まい(香房 こうぼう)に

同室(どうしつ)を許されて、
その日の夜分を過ごしました。


翌朝、
ブッダから求められて

「8詩から成っている16の経」
       (『経集』第4章)を、

声を出して唱え、
誦唱(じゅしょう)しました。


ブッダは、
ソーナを称讃(しょうさん)しました。


ブッダ:
「修行僧よ、よろしい!」


その時、
それを聞いた地の神や、

龍や、金翅鳥(こんじちょう)から
梵天界の神々までも、

すべてがソーナを称讃しました。


ソーナの母親の家に棲()む
守護神も、

修行僧ソーナを称讃しました。



「三宝」に
帰依(きえ)して、

慎(つつし)み仕える
敬虔(けいけん)な母親は、

息子が修行僧として、
ブッダに称讃された事を知って、

身も心も全身が、

喜びで
いっぱいに満ちあふれました。


そこで、息子が説く「」を
是非聞きたいと思いました。


やがて、
その機会がやってきました。


母親は修行僧団に
布施をし、供養した後

「息子の法話(ほうわ)を聞こう」と、

家に女性奴隷を
一人だけを残して、

」が説かれる
御堂へ行きました。



その時、900人の盗賊が、
厳重に警備された、

ソーナの母親の家に
地下道を掘って侵入し、

銅貨(どうか)の蔵(くら)の戸を
開けました。


それを見た女性奴隷は、

ソーナの母親のもとへ
駆()けつけて、報告しました。


すると、
ソーナの母親は言いました。


ソーナの母親:
「よろしいですか、

盗賊には、
好きなだけ持って行かせなさい。


私は、息子が
」を説くのを聞きます。


邪魔をしないで、
家にお戻りなさい!」


盗賊たちは、次に

銀貨(ぎんか)の蔵の
戸を開けました。


ソーナの母親は、
再びその報告を受けましたが、

彼女は、また
同じように言いました。


盗賊たちは、今度は

金貨(きんか)の蔵の
戸を開けました。


またも女性奴隷は、
ソーナの母親に、この報告をしました。


ソーナの母親:
「いったい何事ですか!


『盗賊には、
好きなだけ持って行かせなさい。


邪魔しないで!』 と言ったはずです。


私の言うことが
聞けないなら、罰します。 

家にお戻りなさい!」



予(あらかじ)め、
ソーナの母親を

そばで見張っていた
盗賊の頭(かしら)は、

その話を聞いて思いました。


「このような女性の財産を盗めば、
雷(かみなり)が落ち、

頭が砕(くだ)けて
しまうに違いない」 と。


盗賊の頭は、
仲間のところへ行き命じました。


盗賊の頭:
「皆の者、さあ、
盗んだものをすべて元に戻すんだ!」


銅貨も、銀貨も、金貨も蔵に、
すべて元どおり戻されました。



「 法は、明らかに
  法を練修する人を護ります
  
  善く練修された法は、
  楽をもたらします

  善く法を練修した人の
  「功徳」です

  法を練修する人は、
  悪い世界に行く事はありません 」
         (『長老偈』第303偈)



盗賊の頭は、仲間とともに
ソーナの母親のところへ行き、

金・銀・銅の蔵の戸を開けて
盗もうとした、

その過(あやま)ちを
詫()びました。


更に、
彼女の息子である

ソーナ長老のところで、
900人全員が出家しました。


900人の修行僧は、

ソーナ長老からそれぞれ
「瞑想対象」を受けて、

ある山に登り、
それぞれ木陰に坐り、

出家修行者が行う
ブッダの

「教え・法」に随って練修する、

「坐禅瞑想」「沙門法(しゃもんほう)」に
熱心に励みました。



ブッダは、1,440kmも離れた

ジェータ林の
大精舎に坐ったまま、

900人の修行僧を見て、
光を放ち、

「法句368-376」を唱えられました。









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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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