スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Ⅲ 第264回「ダンマパダ370」

ⅡDhp370川の流れ


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句370」


五つを断()って
五つを捨()てるがよい

さらに五つを
練修(れんしゅう)するがよい


五つの執着(しゅうちゃく)を
超()えたならば

暴流(ぼる)・煩悩(ぼんのう)を
渡(わた)った人と言われます






【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】多くの修行僧





【教え】

なぜ今?
無常を永遠と取り違えてしまう



五つを断って、五つを捨てるがよい

苦の世界に導く
「初めの五つの束縛」を

聖者の三つの道
「預流道・一来道・不還道」によって

断ち、捨て、離れます。



初めの五つの束縛

 1.「有身見」:自分自身に執着する考え方。
 2.「疑惑」:「原因と結果の法則」に疑いをもつ事。
 3.「戒禁取」:ブッダの「教え・法」とは異なる異教の教えを守る事。           
 4.「欲貪」:貪る欲。
 5.「瞋恚」:怒り。
        (『中部経典 第2』「一切煩悩経」)



さらに上の五つの束縛

 1.「色貪」:色・形あるもの、身体に執着する事。
 2.「無色貪」:心に執着する事。
 3.「」:慢心。
 4.「浮つき」:後悔、興奮、動揺、感情の高ぶり。
 5.「無明」:誤った見方、考え方によって、
      無常なものを、永遠と取り違えてしまう事。



さらに上の五つの束縛の断・捨・離

煩悩の静まり、寂静のため
「正しい覚り」にいたるために

「阿羅漢道」によって
「五根」を練修します。

「五根」:

 1.「信根」・「信」:ブッダの道、中道、智慧に向かう正見。
         「教え・法」を深く理解する事。
         「原因と結果の法則」を信じる。
 2.「勤根」:精勤(しょうごん)・勤勉・精進努力。
 3.「念根」:今の心に集中する事。正しく注意します。正しく専念する。
 4.「定根」:禅定:「」― 静かに坐ります。息・呼吸に集中する。
          「」― よく観て深く観透す。
 5.「慧根」:智慧。 智慧そのもの。



このようにして「五つの執着」:

 (むさぼ)り
 (いか)り
 (ち 気づきのない愚かさ)
 慢心(まんしん)
 邪見(じゃけん)

を超えます。




暴流(ぼる)を渡った人

「五つの執着」そして
「四つの煩悩=暴流」:
を超えた人です。


四つの煩悩=暴流

 1.「」とは「5種の妙欲」: 好ましい色・形あるもの、
         声()、香り、味、触れるもの、
         これら5種に対する欲望。
 2.「(生存)」:身体と心に対する貪欲。
         また、魂は永遠不滅と考える欲。
 3.「邪見」:「原因と結果の法則」によらない、異教者の62ある見解。
 4.「無明」:誤った見方、考え方によって、
          無常なものを永遠と取り違えてしまう事。



「五つの執着」そして
「四つの暴流」を超えたならば、

三界[欲・執着の世界]
を離れた、

楽の多い「善道」に導かれる、と。





【原因と結果】 は
「ダンマパダ368」に同じ








にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secre

プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。