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Ⅲ 第283回「ダンマパダ391」

Dhp391白蓮の花


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句391」


身体(からだ)にも
言葉(ことば)にも
意(こころ)にも

悪(わる)い行(おこな)いが
見()られない


三つの処(ところ)を
防護(ぼうご)している人

その人を
バラモンと呼びます






【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】マハーパジャーパティー・ゴータミー長老尼
      [ブッダの養母・実母の妹]





【教え】

なぜ今? 慎みを知る人



三つの処

私たちの3つの行い
身体(言葉)・(こころ)」です。

 1. (こころ)で思う事
 2. 思った事を言葉()にして言う事
 3. 思った事を手足・身体で行う事



確かに
身体・口(言葉)・意(こころ)

これらの3つに
過(あやま)ちや、

罪(つみ)となる行いがあるならば、
苦しみが生じます。



しかし
4つの悪い世界に導く
「悪しき行為」は

煩悩
(身心を乱れさせる心の不健康)

の滅し尽くした
「漏尽者」には見られません。


4つの悪の世界:

 1. 地獄(じごく)- 苦しみの世界
 2. 餓鬼(がき)- 食べても、食べてもまだ食べたい世界。
        あるいは、食べ物や飲み物がない、苦しみの世界
 3. 畜生(ちくしょう)-理性を失い、本能のままに行う世界
 4. 修羅(しゅら)- 暴言を吐き、いつも喧嘩や争いをしている世界



「身・口・意の三行」
の根拠となるのは、

6つの感覚器官
「眼・耳・鼻・舌・身・意」が捉える対象

「色・声・香・味・触・法」の好ましい、
妙(たえ)なる欲望です。


 1. には、(しき)―色・形あるもの。見えるもの。好みのもの。
 2. には、(しょう)― よい音、良く聞こえるもの。
 3. には、(こう)― よい香りのするもの。
 4. には、()― 美味(おい)しい味のするもの。
 5. には、(そく)― 身体に心地よく触れるもの。
 6. (こころ)には、(ほう)― あらゆる気持ちよいもの、望むもの。



バラモン

好ましい、
妙なる欲望から起こる、

悪・不善の行いの
侵入を防ぐために、

すべての感覚器官は、
防(ふせ)ぎ護(まも)られています。


そのような人は、
貪りの無い、怒りの無い、

気づきの無い愚かさ=煩悩の
無い境地に達するための

「教え・法」によって、
今の自分自身を正しく理解します。


自分自身も、
他の人も傷つけないか、

自分自身も、他の人も後悔しないか、
を考えます。


自分自身をも、
他の人をも深く観ます。


生きるものや、
大自然の事が観察できます。


智慧」が
しだいに生じてきます。


賢明な生き方ができます。



智慧」は、
恥を知る事(慚 ざん))を離れては生じません。
         (スッタニパータ 第77詩 註釈)

(つつし)みを知る人です。









【原因と結果】

ブッダの養母の
マハーパジャーパティー・ゴータミー長老尼は、

仏教教団の
最初の修行尼僧として、

蓮華(れんげ)や
薔薇(ばら)の花の

冠(かんむり)をいただく
乙女のように、

この上ない幸せに
ふるえながら、

入団の戒律「具足戒(ぐそくかい)」を
受けました。


その時はブッダが、まだ
修行尼僧の守るべき

8つの規則「八敬法(はっきょうほう)」を
正式に制定していない時でした。


そのため、
ゴータミー長老尼には、

ブッダ以外に、別の
和尚や師匠がいませんでした。



確かに
間もなく、修行尼僧の守るべき

8つの規則「八敬法」が、
制定されました。


しかし 
8つの規則「八敬法」の

制定後に入団した
修行尼僧たちは、話を始めました。


修行尼僧たち:
「友たちよ、

ゴータミー長老尼には、
和尚も師匠もいない。

だからきっと、
お袈裟(けさ)を

和尚か師匠から
受けたのではなくて、

自分自身で、
調達したに違いありません」


修行尼僧たちは、
自分たちと違う

ゴータミー長老尼に対して
不満を抱き、

ゴータミー長老尼とは一緒に、

布薩(ふさつ)も、
雨安居(うあんご)の終了式も、

行わなくなりました。



そこでゴータミー長老尼は、
この事を

ブッダに申しあげました。


ブッダは、
修行尼僧たちに言われました。


ブッダ:
「修行尼たちよ、
マハーパジャーパティー・ゴータミーには、

タターガタが、8つの規則
「八敬法」を授(さず)けました。


タターガタが、
ゴータミー長老尼の

和尚なのです。 師匠なのです。


「身体」
「口(言葉)」
「意(こころ)」

の3つに悪い行いの無い、
漏尽者たちには

」の練修修行に
かかわる規則が、

不行儀(ふぎょうぎ)に
行われる事は、ありません」 と。








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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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