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Ⅲ 第285回「ダンマパダ393」

ⅢDhp393やちぶき


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句393」


髪(かみ)を結(むす)んでも
姓(せい)によっても

生()まれによっても
バラモンとはなりません


「真理(しんり)と法(ほう)」を
そなえたなら

楽(らく)があって
バラモンとなります





【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】ある髪を結んだバラモン





【教え】

なぜ今?
苦しみの滅尽にいたる行道



真理と法をそなえたバラモン

四聖諦(ししょうたい)
苦・集・滅・道」をよく観て、

深く観透(みとお)し、
洞察します。

「真理・諦(たい)の智慧」が
保たれて

「道」を究めた、
阿羅漢と呼ばれる人です。


煩悩[四苦八苦]が滅し尽くし、
安らぎ、があり、清浄である、

漏尽(ろじん)の人が、
本物のバラモンです。



四苦八苦

1. しみがあります。
 
 生、老、病、死(四苦)は苦しみであり、
 悲(かな)しみ、怒(いか)り、

 嫉妬(しっと)、心配(しんぱい)、
 不安(ふあん)、恐(おそ)れ、

 絶望(ぜつぼう)もまた、苦しみです。


 怨憎会苦(おんぞうえく):どこにいようとも怨(うら)み、
            憎(にく)む人に会う苦しみがあります。

 愛別離苦(あいべつりく):愛する人との離別(りべつ)も苦しみです。

 求不得苦(ぐふとっく):欲望、愛着、求めるものの得られない苦しみ。
           得ても、得てもまだ、まだと満足できない苦しみ。

 五取蘊苦(ごしゅうんく):身体と心「五蘊(ごうん)」:「色・受・想・行・識」への
            執着から離れられない苦しみです。(四苦+四苦=八苦)



2. 苦しみの原因()があります。

 愛着、慢心、邪見(「原因と結果の法則」を無視した考え)への
 「渇愛・執着・欲」です。

 「渇愛・執着・欲」は、6つの世界
 「天上・人間・地獄・餓鬼・畜生・修羅」を行ったり来たりさせます。 

 5つの妙(たえ)なる欲
 「色・声・香・味・触」に歓(よろこ)びや

 貪(むさぼ)りを伴(ともな)い、
 ここやあそこで歓喜(かんぎ)する「渇愛・執着・欲」です。



3. 苦しみが解消()されました。
 その「渇愛・取着・欲」の貪りを断ち、捨て、離れました。

 「渇愛・執着・欲」が完全に消滅し、
 滅し尽くした捨棄(しゃき)、破棄(はき)です。

 「三界」:欲・身体・心への執着からの解放、無執着です。



4. 苦しみが止まり滅する「聖八正道」があります。
 聖なる8つの道です。

 ⑴ 正見― ブッダの道、中道、智慧に向かう始まりとしての
     「信」を意味します。

  「三宝(さんぽう)」「仏・法・僧」:
  「ブッダ」
  「ブッダの教え・法」
  「教えを学び修行する修行僧」を信じます。

  原因と結果の法則を信じます。

  「信」とは「教え・法」を
  深く理解する事



 ⑵ 正思惟― 正しく考える。
       自分自身も他の人も傷つけない、
       害さない、正しい考えをもちます。

 ⑶ 正語― 正しく語る。正しい言葉を話す。
      生活の基本となります。

 ⑷ 正業― 正しい行いをする。正しい行動をとる。

 ⑸ 正命― 正しい生活をする。

 ⑹ 正精進― 正しく努力する。

 ⑺ 正念― 正しく注意する。正しく専念する。

 ⑻ 正定― 正しく意(こころ)の安定を保つ。


 ⑴ 正見に戻ります。

  やがて、正しくよく観て、深く観透し、
  観察・洞察がいよいよ深まって、

  最終的に「智慧・正見」を具(そな)えます。



「聖八正道」は

信の正見」から始まって
智慧の正見」に達する道です。


これが、
苦しみの滅尽にいたる

行道(ぎょうどう)と言われます。
    (『中部経典 第9』「正見経」)






【原因と結果】

ある髪を結んでいる

結髪(けっぱつ)バラモンは、
こう思いました。


「私は、母からも父からも、
血統の正しい

バラモンの家に
生まれた者である。


沙門ゴータマ(ブッダ)が
自分の弟子たちを

『バラモン』と呼ぶのなら、私も、
そのように呼ばれてもいい...」 と。



その結髪バラモンは、

ブッダのところへ行き、
その事を尋ねました。


ブッダは言われました。


ブッダ:
「バラモンよ、
タターガタは結髪(けっぱつ)だけで、

また、姓名だけで
『バラモン』とは言いません。


そうではなくて、
真理・諦(たい)」をよく観て深く観透し、

洞察している人だけを
『バラモン』と言います」 と。








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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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