FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Ⅲ 第290回「ダンマパダ398」

Dhp398閂


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句398」


革紐(かわひも)、革緒(かわお)
そして綱(つな)を

手綱(たづな)といっしょに
断()ち切()って

閂(かんぬき)を
除(のぞ)いて

覚(さと)っている人

その人を
バラモンと呼びます






【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】二人のバラモン





【教え】

なぜ今? 苦しい時を生き抜く


革紐

結(むす)ぶ事によって生じる、
怒りです。



革緒縛(しば)る事によって生じる、
渇愛・執着・欲です。





ブッダの教え以外の
「原因と結果の法則」を信じない

異教の教えの
「62見(けん)」ある

「邪見
(はっきり現われている顕在煩悩)」です。



手綱
潜在煩悩
(表面に現れていない煩悩)で、

罠(わな)に入らせる
綱(つな)です。



表面に現れている「邪見(じゃけん)」の
「顕在煩悩(けんざいぼんのう)」も、

表面に現れていない
「潜在煩悩(せんざいぼんのう)」も、

ともに断ち、捨て、離れます。



閂(かんぬき)

無明(むみょう)です。



これらの
「革紐」「革緒」「綱」「手綱」「閂(かんぬき)」を

断ち切り、除いて、
4つの真理「四聖諦」:

「苦・集・滅・道」を
「覚っている人」を

道を極めた人、
バラモンと呼びます。




4つの真理「四聖諦(ししょうたい)」:

聖諦(結果)― 苦しみがあります

聖諦(原因)- 苦しみの原因(渇愛・執着・欲)があります

聖諦(結果)- 苦しみが解消されました

聖諦(原因)- 苦しみが止まり滅する道「聖八正道」があります




「聖八正道」:

正見・正思惟・正語・正業・
正命・正精進・正念・正定



苦しい時を生き抜く
励みとなりますように…






【原因と結果】

二人のバラモンがいました。

彼らのうち、

一人は
「小さい赤、という牡牛(おうし)」を持ち、

もう一人は
「大きな赤、という牡牛」を持っていました。


ある日、二人のバラモンは
「私の牛は強い」

「私の牛こそ強い」と
言い争いました。


やがて
「言い争っていても仕方がない。

牽()かせてみれば分かるだろう」と、
言う事になりました。


そこで、
アチラヴァティー河の岸で、

車に砂を積み、
牡牛に結びつけました。



同じ頃、修行僧たちも
沐浴をするために、

アチラヴァティー河に
行っていました。



二人のバラモンは、
それぞれの牡牛に、

砂を積んだ車を
牽()かせました。


けれども、
車はまったく動かず、

止まったままでした。


しかも、2頭の牡牛(おうし)とも、
つけていた

革紐(かわひも)と革緒(かわお)が
切れてしまいました。



これを見ていた
修行僧たちは、精舎に帰り、

その事を
ブッダに申しあげました。



ブッダは言われました。


ブッダ:
「修行僧たちよ、
あなたたちが見た

革紐と革緒は、
外のものです。


確かに 誰であっても、
切ってしまうものです。


しかし 
内にある怒りという「革紐」と

渇愛・執着・欲という「革緒」は、

修行僧が、
断ち切るべきものです」 と。








にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村  
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secre

プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。