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Ⅲ 第294回「ダンマパダ402」

ⅡDhp402黄菖蒲


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句402」


ここにおいて

自分自身の
苦(くる)しみが

滅(めっ)し尽()くした事を
よく知()って


重荷(おもに)を
下()ろして

縛(しば)りの無い人

その人を
バラモンと呼びます





【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】あるバラモン





【教え】

なぜ今?
気づきをもって呼吸を観察




苦しみの滅し尽くした事をよく知る

ここにおいて、
自分自身の身体と心の

5つの集まり
「五蘊」:「色・受・想・行・識」に

執着する事が、
苦しみであると知って

「五蘊」の執着を
離れている人です。



重荷を下ろす

「五蘊」に執着するという、
負担・重荷を下ろす事です。



縛りの無い人

4つの束縛
「4種の縛り」という、

一切の煩悩(身心を乱れさせる心の不健康)
を離れている人です。


4つの束縛

 1. の束縛― 好ましい5つ「色・声・香・味・触」に対する欲。

 2. 生存の束縛-「身体や心」に執着する欲。

 3. (けん)の束縛― 「原因と結果の法則」を無視した考え方に執着する欲。

 4. 無明の束縛-まだ、学ぶ事がある有学(うがく)の者に残っている欲の束縛。



気づきをもって呼吸を観察

静かになって、
静かに坐り

「止」「観」の
坐禅瞑想に入ります。


」:呼吸が落ち着いたら

」:自分自身の身体と心を、
    よく観て、深く観透します。



気づきをもって
呼吸を観察
すると、

集中力が育ちます。


集中力が育てば、
 1. 身体
 2. 感受作用(苦、楽、苦でも楽でもない感覚)
 3. (意 こころ)
 4. : 一切法と呼ばれる心の対象物(心の中で起こるすべての事)

これらのすべてを、
深く見つめる事ができます。




気づきの呼吸

 1. 息を吐き出します。

 2. 鼻から息を吸います。お腹の膨らみを感じます。
   膨らみ、膨らみ、膨らみ … (と、心の中で言います)

 3. 口から息をゆっくり、吐き出します。お腹のひっこみを感じます。
   ひっこみ、ひっこみ、ひっこみ … (と、心の中で言います)


繰り返します。






【原因と結果】

あるバラモンの家から

一人の奴隷(どれい)が
逃亡して、出家し、

聖者の最高の境地
「阿羅漢果」に達しました。


それは、
逃亡した奴隷の出家を禁じる

「戒律」が、まだ、
制定されていない時の事でした。


その家の主人であるバラモンは、

その奴隷を探しましたが、
見つける事ができませんでした。


ある日、
そのバラモンは、

今では出家者・阿羅漢であるけれど、
かつては、

自分の家の奴隷であった
修行僧を見つけました。


そして、その阿羅漢の衣を
しっかりと捕(つか)まえました。


その阿羅漢は、
ブッダと一緒に托鉢行のために、

都の城門(じょうもん)の中に
入ろうとしていた、ところでした。



ブッダは振り返えって、
バラモンに尋ねました。


ブッダ:
「バラモンよ、
これはどうした事ですか?」


バラモン:
「ゴータマ尊よ、
この者は、私の奴隷です」


ブッダ:
「バラモンよ、この者は、
もはや負担・重荷を下ろしています」


ブッダに
このように言われて、

バラモンは、
すぐに察知(さっち)しました。

「この修行僧は、阿羅漢なのだ!」と。


バラモン:
「ゴータマ尊よ、分かりました」


ブッダ:
「バラモンよ、そうです。

この修行僧は、

すでに負担・重荷を
下()ろしているのです」 と。








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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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