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Ⅲ 第297回「ダンマパダ405」

Dhp405岩弁慶


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句405」


動(うご)くものにも
動かないものにも

生()きものに
暴力(ぼうりょく)を

加(くわ)えず
殺さず、殺させない人

その人を
バラモンと呼びます






【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】ある修行僧





【教え】

なぜ今?
傷つけず、害する事なく




動くもの

渇愛(かつあい)・
執着・欲があり、

震(ふる)えるから
「動くもの」です。



動かないもの

渇愛・執着・欲が無く、
心がしっかり定まっていて、

動かず堅固
(けんご)だから

「動かないもの」です。



生きものに暴力を加えず

すべての生きものを
傷つける事がありません。


害する事のある
「棒」をもたず、

暴力を放棄している事です。


自分自身が、

他のものを傷つけ、害する事も、
殺す事もありません。


また、
他のものが、自分自身を、

傷つけ害させる事も、
殺させる事も、無い人です。



「他を傷つけ害する者は、
出家者ではありません」


「他を悩ます者は、

沙門(しゃもん)・
修行僧ではありません」 と、

七仏通誡偈(しちぶつつうかいげ)を

「ダンマパダ184」で、
すでに見たとおりです。


智慧と慈悲」に満ちた
「教え・法」です。



自分自身も、他のものも、
生きものすべては、

傷つけず、害する事なく、

幸福である事を
望んでいます。






【原因と結果】

ある修行僧が、
ブッダから瞑想対象を受けて、

森で励み、聖者の最高の境地
「阿羅漢果」に達しました。


そこで、その修行僧は
「阿羅漢果」の境地に達した事を、

ブッダに報告しよう、と
森を出ました。



その時、

村のある女性が、
夫婦喧嘩をして

嫁ぎ先の家を出て、
実家に向かっていました。


その女性は、
長老を見て思いました。


「この長老についていこう」 と。


そして、
長老の後について行きました。


けれども、長老は、

その女性を
見る事はありませんでした。



間もなく、
その女性を追ってきた夫は、

そのような
妻を見て怪(あや)しみ、

長老を
脅(おど)しました。



その女性は、夫に言いました。


女性():
「あなた、
この尊者は

私を見てもおられないし、
話もしておられません。


何も言わないでください!」



夫はますます怒り、
長老を殴(なぐ)りつけ、

妻を
連れて帰りました。


長老は、全身が
腫()れ上()がりました。


精舎に戻ると、

修行僧たちに尋ねられ、
その出来事を話しました。


修行僧たちは、尋ねました。


修行僧たち:
「友よ、
あなたはその男に殴られて、

何も言わなかったのですか?

怒りも起こらなかったのですか?」


長老は言いました。


長老:
「友たちよ、
私には怒りが起こりません」



そこで修行僧たちは、

ブッダのところへ行き、
申しあげました。


修行僧たち:
「尊師よ、この長老は、
真実ではない事を語り、

事実とは別の事を
説明しております」


ブッダは言われました。


ブッダ:
「修行僧たちよ、
煩悩が滅し尽くしている

漏尽者(ろじんしゃ)は、
棒を置いています。


殴(なぐ)られても、
怒る事が無いのです」 と。








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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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