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Ⅲ 第304回「ダンマパダ412」

Dhp412蓮の花


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句412」


この世()において
善(ぜん)と悪(あく)の

両方(りょうほう)に
対(たい)する

執着(しゅうちゃく)を
超()え

憂(うれ)いが無く
垢(あか)も無く

清浄(しょうじょう)の人

その人を
バラモンと呼びます






【場所】東園(とうえん ミガーラマーター殿堂)

【誰のこと】レーヴァタ(カディラヴァニヤ・レーヴァタ)長老





【教え】

なぜ今?
二つに分けて見る見方




善・悪に対する執着を超え

この世において、
(功徳)」も超えています。


悪(不善)」と言われる、

魔の縛り、執着、
渇愛・欲、

貪り・怒り・
気づきのない愚かさ=煩悩

(身心を乱れさせる心の不健康)
も超えています。


(功徳)と、
悪(不善)の両方に対して、

執着がありません。



憂いが無く

行ったり来たりする6つの世界
「天上・人間・地獄・餓鬼・畜生・修羅」:

「輪廻」を根本とする
憂いが、無い事です。


貪り・怒り・
気づきのない愚かさ=煩悩などの

垢(あか)が無いので
「無垢(むく)」です。



清浄

坐禅瞑想中に、

煩悩が付き随うように
起こらない事です。



煩悩が付き随う

練修中に起こる、
次の11の付随煩悩(ふずいぼんのう)です。


 1. (うたが)い― 身体に対する疑い

 2. 不思惟(ふしゆい)― 心を集中しない

 3. 沈鬱(ちんうつ)・眠気― 気分が沈み、ふさぐ・眠気

 4. 硬直(こうちょく)― 身体が硬くなる

 5. 高ぶり― 高ぶりが生じる

 6. 粗悪(そあく)― 身体が怠惰(たいだ)になる

 7. 過度の精進(しょうじん)― 過度の精進が生じる

 8. 過度の懈怠(けたい)― 「善」を修めるのに全力を注いでいない

 9. 欲求― 渇愛(かつあい)・執着

 10. 身体に対して様々な想が生じる事

 11. 身体に対する過度の観察状態が起こる事
         (『中部経典 第128』「付随煩悩経」)




私たちの世界は、
欲に満ちた世界です。


その中にあって、
出来るだけ

苦しみを感じないように、

の世界・
二つに分けて見る見方


断ち、捨て、離れる
人生を送る。






【原因と結果】

レーヴァタ長老は、

ブッダの住まわれる
香のある部屋・香房(こうぼう)と、

500の部屋のある精舎・
房舎(ぼうしゃ)を建てました。


また、
五百人の修行僧のための、

歩く瞑想をする場所・
経行処(きんひんしょ)を作りました。
        (「法句98」)



ある日、修行僧たちは
話を始めました。


修行僧たち:
「友たちよ、
ああ沙弥・レーヴァタ長老の

「利得」「功徳」は、
なんとすばらしい事でしょう!


たった一人で
五百人の修行僧のために、

500の精舎・房舎を
建てたとは!」



その時、
ブッダが現われて、言われました。


ブッダ:
「修行僧たちよ、
わが息子レーヴァタには

善(功徳 くどく)も
悪も無いのです。


レーヴァタ長老には

(功徳)」も
」も

両方が捨てられ、
断たれているのです」 と。








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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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