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Ⅲ 第306回「ダンマパダ414」

Dhp414ぬかるみ


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句414」


泥濘(ぬかるみ)と
悪(わる)い道(みち)と  

輪廻(りんね)と
愚痴(ぐち)を超()えた人

渡(わた)り終()わって

彼岸(ひがん)に
到達(とうたつ)し



坐禅瞑想
(ざぜんめいそう)をして

不動(ふどう)で
疑(うたが)いが無く

執着(しゅうちゃく)が無く
寂滅(じゃくめつ)している人

その人を
バラモンと呼びます






【場所】クンダコーリヤ[コーリヤ族の村]に近い
    クンダダーナ林

【誰のこと】シーヴァリ長老





【教え】

なぜ今? 坐禅瞑想



泥濘(ぬかるみ)と悪い道

貪り・怒り・気づきのない愚かさ=

煩悩
(身心を乱れさせる心の不健康)の事です。



輪廻

行ったり来たりする
6つの世界

「天上・人間・地獄・餓鬼・畜生・修羅」の
輪転(りんてん)です。



愚痴(愚かで無智)

「四聖諦」:
苦・集・滅・道」を、

深く観透す、
洞察が無い事です。



渡り終わって彼岸に到達し

「ぬかるみ」
「悪しき道」
「輪廻」
「愚痴」

これらのすべてを超えています。


4つの漏()れるような煩悩=
束縛を離れている事です。


4つの煩悩(漏 ろ)

 1. の束縛― 好ましい「色・声・香・味・触」の5つに対する欲

 2. 生存の束縛-身体や心に執着する欲

 3. (けん)の束縛―「原因と結果の法則」を無視した考え方に執着する欲

 4. 無明の束縛-まだ学ぶ事がある有学の修行者
        「預流道(よるどう)から阿羅漢道(あらかんどう)」までの者に
         残っている欲の束縛



不動

渇愛・欲が無い事です。



疑い無く

疑惑が無い事です。



寂滅している

執着が無く、
煩悩が寂滅している事です。



坐禅瞑想

」と「」という
二種の禅定です。


」― まず、静かになって静かに坐ります。
     心を静めます。

     自らの心・息に気づきます。
     一呼吸、一呼吸、丁寧に集中します。


」― 次に、静かな心の中で、
     身体・感受作用・心・法

     正しくよく観て深く観透し、
     正しく考えていきます。

     「智慧」の働きです。



坐禅瞑想
気づきの呼吸」の練修です。

何度も、何度も練修します。


やがて、
静かな深い喜びと、
感謝の心が生まれ、

智慧の成就」と、
慈悲の実践」に至る。






【原因と結果】

コーリヤ族の王女である
スッパヴァーサーは、ある時

7年間お腹に胎児を宿し、
7日間お産に苦しみました。


けれども、

次の3つの事を考えて、
耐え忍びました。


 「真(まこと)に、かの世尊ブッダ()は
 正自覚者であられ、

 このような苦しみを断つために
 「」をお説きになる。


 真に、かの世尊ブッダの弟子団は、
 正しい修行者であり、

 このような苦しみを断つために
 修行しておられる。


 真に、かの「涅槃」は
 真に正しい安らぎ、楽であり、

 そこには、このような
 苦しみは存在しない」 と。



そして、夫を
ブッダのところへ遣(つか)わしました。


夫は、
スッパヴァーサーの言葉をもって、

ブッダを礼拝しました。


ブッダは、言われました。


ブッダ:
「スッパヴァーサーよ、
あなたは安らぎ、楽となるように。


安らぎ、楽、無病であり、そして
無病の子を産みなさい」


すると、スッパヴァーサーは、
たちまち安らいで楽になり、

無事に無病の子を
出産しました。


スッパヴァーサーは、
ブッダを主とする修行僧団を

王宮に招待して、7日間、
大きな布施を行いました。


生まれた子(シーヴァリ)も

その日から
水瓶(みずがめ)を持って、

僧団のために
水を漉()しました。


後にシーヴァリは出家し、
やがて、

聖者の最高の境地
「阿羅漢果」に達しました。



ある日、修行僧たちは
法堂で話を始めました。


修行僧たち:
「友たちよ 確かに 
シーヴァリは、

あのような阿羅漢の性質・
能力をそなえた修行僧である。


しかし 7年もの間、

母親の胎内で
苦しみを受けていたのだ。


修行僧となって、更に

どれほど多くの苦しみを
克服したのであろうか?」



その時、
ブッダが現れて言われました。


ブッダ:
「修行僧たちよ、
わが息子シーヴァリは、

泥濘(ぬかるみ)
悪い道
輪廻(りんね)
愚痴(ぐち)


こんなにも
多くの苦しみを離れ、


[煩悩を完全に滅し尽くした]「涅槃」
を目の前で

直接に見て、
住んでいます」 と。








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プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

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