FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Ⅲ 第309回「ダンマパダ417」

Dhp417蓮の花4


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句417」


人間(にんげん)の
縛(しば)りを

断()ち切()り

天(てん)の縛りを
超越(ちょうえつ)し

すべての縛りを
離(はな)れている人

その人を
バラモンと呼びます






【場所】ヴェール林(竹林精舎)

【誰のこと】今は阿羅漢であるけれど、
      もと舞踊師の子





【教え】

なぜ今? はからいを断ち捨て離れ



人間の縛り

人間の寿命と、5種の妙欲です。



人間の寿命

生じたものは、
滅する性質のものです。



5種の妙欲(みょうよく)

好ましい
妙(たえ)なる欲です。


私たちの
感覚器官「眼・耳・鼻・舌・身」が、

捉える対象の「色・声・香・味・触」に
執着する事です。


 1. には、(しき)
 2. には、(しょう)
 3. には、(こう)
 4. には、()
 5. には、(そく)



天の縛り

5つの上位の束縛です。

5つの上位の束縛:

 1. 色貪(しきとん)― 自分自身の身体に執着

 2. 無色貪― 離れる事の難しい心に執着

 3. ― 慢心

 4. 浮つき― 感情の高ぶり、興奮や動揺、後悔

 5. 無明― 「智慧」によってよく観て、深く観透されていない。
      愛着・慢心・邪見によって
      渇愛・執着・欲の滅尽に到達していない。



すべての縛りを離れている人

1.「人間(自分自身)の寿命」と
2.「5種の妙欲(好ましい欲)」

この2つの
人間の縛りを、

断ち、捨て、離れている人です。




私たちは、
自分自身の都合を通して、

物事を
考えてしまいがち。


思慮分別や、

はからいを
断ち、捨て、離れ
て、

自然(じねん)に、
ありのままに生きる。






【原因と結果】

ある舞踊師の子は、

舞踊を見せて
各地を巡り歩いていました。


ある時、
ブッダの説いた

「教え・法」を聞いて
出家しました。

精進努力をして、やがて、

聖者の最高の境地
「阿羅漢果」に達しました。



今は、阿羅漢であるけれど、
そのもと舞踊師の子が、

ブッダを主とする
修行僧団僧団とともに、

托鉢行に入った時の事です。


ある舞踊師の子が
踊っているのを見て、

修行僧たちが、
その阿羅漢に言いました。


修行僧たち:
「友よ、あなたは

あの子の踊りに愛着が
あるのではありませんか?」


その阿羅漢は言いました。

阿羅漢:
「友たちよ、
いいえ、愛着はありません」



そこで修行僧たちは、その事を
ブッダに申しあげました。


修行僧たち:
「尊師よ、

彼は真実では無い事を語り、
事実とは別の事を答えております」


ブッダは、言われました。

ブッダ:
「修行僧たちよ、

わが息子は
すべての縛りを超えています」 と。








にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secre

プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。