FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Ⅲ 第313回「ダンマパダ422回」

Dhp422buddha.jpg


「ブッダの語ったとされることばに最も近い教え」



   「法句422」


牛王(ごおう)
最上(さいじょう)の人

勇者(ゆうしゃ)
偉大(いだい)な仙人(せんにん)

征服(せいふく)した人
不動(ふどう)の人

沐浴(もくよく)の人
覚者(かくしゃ)

その人を
バラモンと呼びます






【場所】ジェータ林(祇園精舎)

【誰のこと】アングリマーラ(指鬘 しまん)長老





【教え】

なぜ今?
変化するという事は発展もある!




牛王(ごおう)

恐怖が無い境地です。



最上の人

「道」を極めた、最上の境地の人です。



勇者

勇気という
精進努力の成就によって、です。



偉大な仙人

偉大な「戒蘊(かいうん)」などを
修めている人です。



戒蘊

聖者の「道」によって
汚れがとり除かれた

「4つの清浄な戒」です。



4つの清浄な戒

 善き意思、習慣を守る事です。

 (1):ブッダの教えを深く理解し
   「原因と結果の法」を信じる事によって

   最上の戒律・基本の防護戒=
   「五戒」を守る事。
  
  「五戒― 不殺生戒、不偸盗戒、不邪淫戒、
   不妄語戒、不飲酒戒」を守る。


 (2) 精勤:精進努力によって、生活を清浄に保つ戒。

 
 (3):今の心に気づく、注意、集中力による
   6つの感覚器官
   「眼・耳・鼻・舌・身・意」を防ぎ護る戒。


 (4). 智慧:よく観て、深く観透し観察、
   洞察・智慧の学びによって、

   修行に必要な最小限で「知足」する。


   すなわち、4つの生活必需品
   (衣・食・住・薬)だけを持つ資具依止戒(しぐえしかい)。

   欲望を追いかけません。



征服した人

「煩悩・蘊・行」という
3つの魔を征服している人です。



煩悩

身心を乱れさせる心の不健康。

貪り・怒り・気づきのない愚かさ=
煩悩欲の事です。



(うん)

自分自身の身体と心
「五蘊」「色・受・想・行・識」です。





(しん)()()の三行です。

 1. (こころ)で思う事
 2. 思った事をにだして言うとき
 3. 思った事を手足・身体で行うとき


自分自身も他の人も傷つけないか、
自分自身も他の人も後悔しないか、を考えます。



不動の人

渇愛・執着・欲が無い人です。



沐浴(もくよく)の人

煩悩を洗い浄めている人です。




  私たちは、目を覚ます時です。
  常に目覚めている人々もたくさんいます。

  ……
  私たちはみな、自らの人生を生きなければなりません。
  ……
  
  私たちは目覚めているために必要な、
  あらゆることをしなければなりません。

  そうすれば、奇跡が起こるでしょう。

   (『抱擁』ティク・ナット・ハン著 現文メディア 2008)



私たちは、変化する奇跡です。

変化するという事は発展もある!






【原因と結果】

アングリマーラは、
かつて指導を受けていた、

技芸の師匠の教えを
純真(じゅんしん)に受けとめて、

次々と殺人を犯しました。


そして、殺した人から指を切り、
その指をつないで

首飾りを作り[九十九人まで]、
身に着けていました。


けれども、百人目に
ブッダに出会い、

ブッダの「私は止まっている
[棒を置いている]」との言葉に、

更に、
ブッダの静けさに、圧倒されました。



ブッダは言われました。


ブッダ:
「アングリマーよ、
確かに

この世は残酷(ざんこく)に
満ちているかもしれない。


しかし
親切な人も沢山います。


目をよく開いて、見てごらん。


ブッダの「」は、
暗黒(あんこく)の闇(やみ)を、

労(いたわ)りと
優(やさ)しさと

慈(いつく)しみに
変える事ができます。


今、あなたは
憎(にく)しみの道に立っています。


止まりなさい!
その道ではなくて、

許しと理解と慈愛の
」を選ぶのです」



ブッダのこの言葉に、
アングリマーラの心が、動きました。


アングリマーラは、
すべての武器を投げ捨てました。


そして、
ブッダのもとでの出家を願い、

許されて修行僧となりました。



怠る事なく、熱心に
精進努力を積み重ねました。


やがてアングリマーラは、

聖者の最高の境地
「阿羅漢果」に達しました。



修行僧たちは、
アングリマーラ長老に尋ねました。


修行僧たち:
「友よ、あなたは

[かつって殺人を犯した事によって]
凶暴な者たちが、あなたに

迫害を加えた事に
恐怖は無かったのですか?」


アングリマーラ長老:
「友たちよ、
恐怖はありませんでした」


そこで修行僧たちは、
ブッダのところへ行き、申しあげました。


修行僧たち:
「尊師よ、アングリマーラは、
事実とは別の事を説明しております」


ブッダは、言われました。


ブッダ:
「修行僧たちよ、

わが息子アングリマーラは、
恐れる事がありません。


なぜなら、
牛王(ごおう)である

漏尽者(ろじんしゃ)たちの中に、
わが息子に等しい、

牛王なる修行僧は、
いないからです」 と。


(アングリマーラ長老については「ダンマパダ173」も参照)








にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

Secre

プロフィール

ふつ庵

Author:ふつ庵
「茶室で坐る坐禅と一服の茶 
そして ブッダのことのはをまねぶ庵」庵主

2,500年前
「ブッダの説いた教え」
「法の句」を物語ります。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。